私の緑内障の治療・検査について

緑内障 闘病記録

緑内障 闘病記録シリーズ第4弾!

さて、今回はより具体的に、治療って何をするの?怖そう…痛い?という疑問を少しでも解消できたらと思い、私の場合を書いてみました。

  • この記事はあくまで一緑内障患者の体験談です。
  • この記事に書かれていることが、緑内障の全て・絶対ではありません。
  • 私は若年性、正常眼圧、開放隅角緑内障かいほうぐうかくりょくないしょうです。
  • 自分の症状を中心に書くので、他の症状や他の緑内障に関してはわかりません。

基本的には、まず目薬から始まるようです。

房水の流れがスムーズにいかないため、目の中の圧力が高くなり、結果視神経を傷つけてしまうということで、圧力を下げるために目薬が用いられるのが一般的な治療法です。

(急性のものなどは、また違うようです)

私の治療について

そして私の場合ですが、例に漏れず目薬をさすだけです。

開放隅角緑内障は、房水が溜まりやすい状態です。

毎回の検査で正常範囲内の眼圧であっても、眼圧が高くなりやすい状況下にあることは確かです。

そこで、眼圧を下げる目薬を指すことで、眼圧を上がりにくくして、少しでも視神経を圧迫しないようにするという治療をしています。

簡単にですが、目薬治療の経歴をまとめてみました。

こんな感じで、発覚時は21〜22歳だった私も現在42歳。

結婚をはじめ引っ越しを何度かしているので、病院自体は何度も変わっていますが、治療は目薬をさすことのみです。

発覚から約20年経ちましたが、未だ失明せず進行速度がここまで緩やかなのは、早期発見と適切な治療を受けられたことが大きいと思っています。

(ちなみに喘息は、緑内障とは関係ない要因で発症しました)

選択肢の1つとして「手術」が挙げられています。

今の所、目薬の効果がきちんと反映されているので、手術については深く説明は受けていません。

また手術が必要になった時に、体験談として記事にアップしたいと思います。

次は、私が定期的に病院で受けている検査について、お話ししていこうと思います。

具体的な検査は以下の5つです。

  1. 視野検査:見えている部分・見えていない部分を調べる検査です。
  2. 眼圧検査:眼球の圧力を調べる検査です。
  3. 眼底検査:眼球内を詳しく見るための検査です。
  4. 視力検査:病気による著しい視力低下がないか判断するための検査です。
  5. 主治医による検査・総括:医師が実際に診て、検査結果と照合し判断するための検査です。

それぞれ、私の場合をご紹介します。

実はこの検査、面白くて好きなんです(*^▽^*)

正面にランダムに映し出される小さな光が見える?見えない?というもので、見えたらボタンを押すという物です。

多分、いくつかある視野検査の中でハンフリーと呼ばれるタイプの視野検査になると思います。

検査には小さなか細い光の粒が使われるので、基本薄暗い部屋で行います。

椅子に座ってメガネを外し、片目を覆ってチェックボタンを持ったら、いざスタート!

中心にオレンジの光が見えるので、そこを凝視しつつ、その状態で上下・左右・大小・明暗ランダムに出される光の粒が見えるかどうかを検査しているのですが、正直ゲーム感覚が拭えない(*^▽^*)

これも光を使うので、薄暗い部屋で行います。

四角い箱?みたいな専用のカメラで、片目ずつ写真を撮っていきます。

箱を除くと、中心に赤い光があって、そこを1点凝視します。いざ撮影!

撮影時は、中心点以外に赤い線が上から下に・左から右に(逆だったかも?)流れていきます。

まるでコピー機のスキャナーを見ているみたいな感じですが、目で追っちゃダメですよ!

見るのはあくまで中心1点です!

これだけです。痛いも何も全くありません(*^▽^*)

これは、健康診断などでお馴染みの、目に空気をプシュッと吹き付けるアレです。

個人的にはこれが1番厄介でして…

私

くる?…もうくる?…ま、まだ?

と、ビビり散らかしているので、毎回まばたきが大量発生します(T_T)

スタッフ
スタッフ

ちょっとだけ、まばたき我慢しててくださいね(>人<;)

私

は!はいっ!

(・・・・・パチパチッ!…パチッ!)

す、すみません〜(T ^ T)

おかげでスタッフの方がなかなかセットできない…

さらにプシュッとされるとビクッ!(驚き)てなってしまって、都度あごを乗せるところからセットし直すという…。

結構、面倒臭い患者です(T ^ T)

(スタッフの方、すみません…)

こちらも健康診断でお馴染みですね。

黒いお玉(?)を使って片目を隠し、輪っかに開いた隙間の向きを言っていくアレです。

(ちなみにあの黒いお玉、遮眼子しゃがんしっていうんだそうです。)

説明は…省いても大丈夫ですよね。

最後は目に光を当てて、主治医自身が患者の目を観察するものです。

光が眩しいだけで、特にどうということはありません。

その後は、当日に受けた検査の結果を一緒に見て、現状把握と今後の治療方針についての話し合いをします。

以上、私が実際に受けている検査の様子でした。

読んでくださった皆さんへ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回は、文字ばっかりで疲れちゃいましたよね…

ごめんなさいm(_ _)m

イラストや写真を入れたかったのですが、適切なものが見つけられず…

次回、リベンジできるように頑張ります!

改めまして、読んでくださった皆さんにお願いです。

この記事は一緑内障患者が自分の受けた検査をもとに書いた、体験記です。

緑内障にも種類があるように、検査も今回記載したものだけではありません。

そして当然、私は眼科医ではないので、この記事の解釈が全て・正しいわけではありません。

医師の話や自分で本を読んだりして、自分なりに解釈した結果、このような表記になったものです。

少しでも疑問や不安があるなら、眼科を受診し、専門医に相談することを強くお勧めします。

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