20代で緑内障と診断された私が、病気に気づいたキッカケはこれ!

緑内障 闘病記録

緑内障 闘病記録シリーズ第2弾!

知らず知らずのうちに進行している緑内障。

加齢に伴って耳にする機会が多くなる病名ですが、私は20代で緑内障と診断されました。

あの時病院に行っていなかったら、きっと今頃は失明していたかもしれません。

まだまだ加齢が原因と言われることが多い緑内障ですが、私のように20代で診断されることだって十分あり得ることを、もっとたくさんの人に知ってほしい!

早期発見・早期治療で、失明する確率を下げられることを知ってほしい!

ということで、今回は私が1番最初に緑内障に気づいたキッカケについて、お話しさせてください。

  • この記事はあくまで一緑内障患者の体験談です。
  • この記事に書かれていることが、緑内障の全て・絶対ではありません。
  • 私は若年性、正常眼圧、開放隅角緑内障です。
  • 自分の症状を中心に書くので、他の症状や他の緑内障に関してはわかりません。

前回あれだけ「気づきにくい」と言っておきながら、なぜ気づけたのか?

きっかけは、今から約20年ほど前に、メガネ屋さんでメガネを新調した時でした。

当時私は22歳ぐらいで、視力は0.3〜0.4ぐらい。日常生活に支障はあまりないけど、車の運転にはメガネが必要になる程度の視力でした。

ランドルト環や乱視など様々な検査をしていく中で、1つひっかかったものがありました。

左目の検査を始めた時です。

検査用の重々しい箱(?)を覗き込むと、正面に可愛らしいアイコンが並んでいる映像が映し出されていました。以下、メガネ屋の店員さんと私のやりとりです。

店員さん
店員さん

では次!

左から順に何があるか教えてください😊

私

はい!

チューリップ!アヒル!りんごです😊

店員さん
店員さん

ん?えーと、もう一回!

左から順に、全部教えて?😊

私

?はい…

チューリップ、アヒル…りんご、です?

店員さん
店員さん

えっと、左から順に4つ全部教えてください?

私

4つ?3つしか表示されてないですよ?

店員さん
店員さん

?!?!

ちょっと失礼します…

私が覗いた映像を店員さんも覗いてみると、きちんと4つ表示されていたことから、店員さんが視野の欠損を指摘してくださいました。

ちなみに右目を検査してみると、確かにアイコンは4つ表示されていました(T ^ T)

これが、私が緑内障に気づいたキッカケです。

もう20年も前の話なので、メガネ屋さんで今でもこの検査があるかはわかりません。

もしかしたら、緑内障を患っている家族がいるから、店員さんがこの検査を追加してくれたのかもしれません。

いずれにしても、このことがキッカケで眼科へ行くことになりました。

店員さん
店員さん

1日も早く眼科を受診してください!

と、猛プッシュを受けて、その日のうちに病院を探し始め、数日後には予約した病院を受診することになり、そこで緑内障であると診断を受けました。

冒頭にも書きましたが、緑内障と診断された当時の視力は0.3~0.4ぐらいで、テレビがちょっと見えにくい程度でした。

日常生活に困ることはあまりなかったのですが、運転時にはメガネは必須な状態です。

そこから数年遡りますが、視力の悪さを感じ始めたのは専門学校時代だったと思います。

さらに!

ど田舎で生まれ育った私は、専門学校で大都会に出てきたもんだから、都会の空気にあてられてアレルギー発症…

毎日くしゃみ・鼻水・涙が止まらない状態でした。

「見えにくいのは視力が悪くなっているから」「アレルギーで目を擦ってしまうから」で、「緑内障かもしれない」なんて微塵も疑っていない子でした。

だって、この時はまだ祖父がなんの目薬を使っているのか知らなかったし、父親に至っては疲れ目の目薬だと思っていたぐらいです。

今だから言えること、あの時の自分に教えてあげたいことをまとめてみました。

目の痒みや鼻の症状は、病院から処方された薬で改善されました。

でも「なんか見にくい」という違和感が残っていました。

私

なんか視力悪くなったかも…

今度メガネ作りに行こうかな?

という、なんとも楽観的な捉え方をしていました。

この時に眼科を受診していたら、もっと早く緑内障に気づけたはずです!

当時の自分へアドバイス No.1

見えにくいならメガネ屋さんじゃなくて、まず眼科に行って!

病院って、怪我をしたり病気をしたりした時に行くものだと思っていました。

もちろん、それは間違っていません。

でも健康状態を把握するためにも行くんです!

「定期検診で〇〇が引っかかってさ…」なんて話を聞くと、

私

なんか、おじさんくさい話だな

なんて、内心「若い自分には関係ないやw」とか思っていました。

「いやいや、当時の自分よ!君も大概やで?」

と、今の自分なら、盛大なツッコミがはいりますよ。

もし当時からちゃんと眼科で定期検診を受けていたら、もっと早い段階で緑内障に気づけたはずです。

自覚症状が出る前に、ちゃんと定期検診を受けていれば、視力低下の変化に気づけたはずです。

当時の自分へのアドバイス No.2

定期的にデータを取って、自分の体の変化に気づけるようにしよう!

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございますm(_ _)m

改めて申し上げます。この記事はあくまで私の体験談です。

メガネ屋さんで同じ検査をされた人がいるかもしれないし、いないかもしれません。

またメガネ屋さんの立場から「こんな検査はしていないのに」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

本文にも記載しましたが、もう20年ほど前の話です。

今と違うのは当然ですし、当時のメガネ屋さん個人の何かしらの判断があったのかもしれません。

あくまで「作者はこうやって気づけたんだな」というスタンスで読んでいただけますと幸いです。

また、私は眼科医でもありませんので、ここに書いたものが全て・絶対ではありません。

緑内障に関しては闘病記録シリーズとして、今後も書いていくつもりです。

緑内障で失明する人を少しでも減らしたい!

皆さんの中で、何かしらのキッカケになってくれれば嬉しいです(*^▽^*)

それでは、今回はこの辺で。ありがとうございましたm(_ _)m

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